2014.07.02
7月に入った安比高原。
今日は雲が多いものの青空の見えるお天気でした。
さて、7月に入り間もなくやってくるのが七夕ですね。
七夕と言えば天の川!
安比高原では・・・
こんな素敵な天の川が見えます!
満天に輝く星空を見ながらみなさんどんな願いごとをしたためるのでしょうか?
2014.07.01
7月に入りましたが過ごしやす気候の安比高原です。
東北は梅雨に入っても、北緯40度以上には前線は停滞しません。
つまり梅雨が無いのは安比高原付近から北だと私は思っています。
花の咲く北東北のトレッキングはこれから楽しめます~。
今日は(今夜)からホテル安比グランド裏の森の自然散策路「あるぐぅ」でヒメボタル観察会を開始しました。
初日の気象は 時間19:45 気温16度、天候曇り 微風
ホタルにとってはベストコンディション?
担当の3人で昨年の出没地帯「わさび沢」の上部まで300mほど登り観察を開始
20:00まで待って出てこないので、諦めて帰ろうとしたその時 一匹のホタルが飛んできました。
発見! 発見!! と初日から第1号を見つけることができました。
ヒメボタルらしい短く突き刺すような光り方です。
発見にほっとした時 さらに二匹の光が飛んできました。
さらに周囲の森にも数匹の光が見えます。 初日観察会は 15匹!
服に着いた一匹を何とか写真に撮ることができました。
サイズ5~6㎜ほど、背中の模様、光のリズムから「ヒメボタル」です。
飛んでいきましたのでオスだと思います。 なぜか? 答えは観賞ツアーで!
今夜の観察エリアは池の周辺からわさび沢上部まで約300mの範囲でした。
あるぐぅでのヒメボタル観察会はこれから偶数日で行いますので報告もお楽しみに~!
自然学校では、7月12日よりホタル観賞ツアーを開催いたします。
特に挑戦したいことは「ヒメボタル」と「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」の3種類の比較観察です。
生息場所も違うため場所を移動しながらの観察です。
ヒメボタルの観察は7月20日前がベストかもしれません。(昨年は25日終わりでした。)
ホタル観賞宿泊プランも企画しましたのでぜひご利用ください。
こうちょう
2014.06.30
月日の経つのは早いですね。
今日で2014年も半分が終了。
明日から7月!2014年の後半戦がスタートですね。
そして明日、7月1日は安比高原のある八幡平市の最高峰であり
岩手県の最高峰でもある「岩手山」の山開きの日でもあります。
(八幡平茶臼岳山頂からの岩手山)
霧島岳、岩鷲山、南部富士、南部片富士などたくさんの呼称のある岩手山は
岩手の歌人「石川啄木」が「ふるさとの山に向かいて言うことなし、ふるさとの山はありがたきかな」と
詠い、宮沢賢治も何度も登った秀峰です。
(三ツ石山山頂からの岩手山)
明日の山開きは地元八幡平市の他、滝沢市、雫石町それぞれの登山口で神事が開催され
山頂でピッケルの交換も予定されています。
そして岩手山以外にも・・・
富士山や鳥海山なども明日山開きになります。
夏山シーズン到来!
安全で楽しい登山を楽しみましょう!!
~やまんちゅ~
2014.06.29
今日の安比高原は朝から雨模様・・・
季節を感じるブナ林散策にご予約いただいたお客様から
「こんな雨降りでもやりますか?」とお問い合わせをいただきました。
森を散策したり、トレッキングを楽しんだりするのに
できればお天気が良い方が・・・と思う方も多いと思います。
今の時期は梅雨でもありますし雨に遭遇することも多いですよね?
しかし!
ブナ林は雨の日の散策がとっても素敵なんです!
お問い合わせいただいたお客様にも
「雨が降ってるなんて超ラッキーですね。ぜひ行きましょう!」とお話しさせていただき
一応傘をご用意してブナ林散策へ行ってきました。
その結果は・・・ご覧の通り♪
ブナ林の中では傘を差す必要はほとんどありませんでした。
そしてご参加いただいたお客様の満足そうなお顔!
雨のブナ林では雨降りでしか見ることのできない素敵な景観があるのです。
雨霧にむせぶ幻想的なブナ林や・・・
ブナの幹を流れる雨水=樹幹流という現象などです。
さらに今の時期にはギンリョウソウという植物が見られるのですが、このギンリョウソウも雨に濡れることで
ちょっと妖艶な雰囲気を醸し出してくれるのです。
雨の日のブナ林散策・・・晴れの日以上に素敵な時間を楽しめると思いますよ。
2014.06.28
先々週まではず~っと雨続きで気分も湿っぽくなっていましたが
ここのところは逆にず~っとお天気の良い安比高原です。
そんな空梅雨状態の安比高原ですが、
昨日久しぶりにブナ林に行ってきました。
ここ数日のお天気のおかげでしょうか?
萌木色だったブナの葉っぱはすっかり緑色へと色濃く変化!
新緑から深緑へと季節が進んでいました。
ブナ林に入ると頭上一面緑の葉っぱが空を覆い隠すほどの密度で繁茂しています。
ブナの葉が日光を遮ってくれるのでブナ林の散策はとてもさわやか!
そしてブナ林の林床にはこの時期特有の・・・
ギンリョウソウもお目見えしていました。
このギンリョウソウは漢字で書くと・・・「銀竜草」
植物なんですが、光合成をするための葉緑素を持っていない
ちょっと変わった植物です。
これから夏を迎えるブナ林では1年でもっと活発な活動時期。
たくさん光合成を行いどんどんと新鮮な酸素を生成してくれます。
深緑のブナ林を歩いて新鮮な酸素を胸いっぱい吸い込んで
さわやかな散策が楽しめます!
そしてちょっと珍しいギンリョウソウも眺めてみてくださいね。
2014.06.27
先日、ブナ駅の管理人さんからブナ林周辺で見つけたカミキリムシを見せていただきました。
いかつい印象のこのカミキリムシは「コブヤハズカミキリ」といいます。
なんだか覚えにくい名前だな~と思いつつ、由来を調べてみると、
背中にコブがあることと、ヤハズは「矢筈」という棒の先が二股に分かれ、高い所に物を引っかけたり降ろしたりする道具に、尾の形が似ていることからこの名がついたそうです。
コブヤハズカミキリは羽が退化して、飛ぶことが出来ません。
退化した理由は飛ぶ必要が無いからです。
その代わりに敵に襲われても大丈夫なように背中が硬くなっています。
棲み家は落ち葉や枯れ木の中で、周りの色と同じ体色なので見つけるのが難しいと言われていますが、
安比ではブナ駅手前の道路脇に出没するという情報を管理人さんに教えていただきました。
もし見つけたらコブと尾に注目してみてください!
はたぼー
2014.06.23
昨日の日曜日、八幡平から岩手山へと通じる登山道がある
裏岩手連峰の開山祭がありました。
昨日はそれを記念して・・・
・黒倉山コース
・源太ヶ岳・大深岳コース
・三ツ石山コース
3つのコースで登山をしてきました。
私は三ツ石山コースに同行してきまして
その様子を簡単に動画編集しました。
新緑とたくさんの高山植物を堪能した登山でした。
7月1日には岩手の最高峰、岩手山の山開きもあり
夏山シーズンに突入です。
~やまんちゅ~
2014.06.22
今 安比高原ブナの森 では 林床一面にブナの若芽が芽生え 緑にじゅうたんになっています。
これは豊作年の翌春しか見ることのできない自然現象ですが、とにかく自然の営みに感動します。
昨年の秋、ブナの森は8年ぶりの大豊作となりました。
この種子が森一面に散らばり、今年5月下旬から発芽をはじめました。
それから一ヶ月が経ち 緑のじゅうたんになっています。
足の踏み場もないほど一面若芽の森です。
ようく観察すると面白い場面に気づきます。
殻が付いたまま二つの種子から根を伸ばしたブナ
ギンリョウソウとツーショット
以前のブログでも紹介した、野ネズミの食べ残し種子からの発芽も結構多いです。(私はカイワレ大根と言ってます)
昨年秋から充分な食糧にありつけた野ネズミは繁殖数も多いそうです。(野ネズミが増えることによる影響はわかっていません。)
今年はご覧の通りです。 ブナの林床は双葉が開き一面が淡い緑のじゅうたんです。
この双葉も少しですが食べられはじめてきました。
ブナアオシャチホコ(蛾)の幼虫も多いですね。
ブナの若芽は栄養があるのでいろんな生き物の食糧になるそうです。
秋の大量の実やこれほどの若芽は森の生き物の食料となりその繁殖は生態系に大きく影響することになります。
豊作年の翌年はブナの実は凶作であることは知られています。
ツキノワグマも捕獲数も豊凶に比例しています。
でも真実は????わからないことほとんどなのです。
私はこの辺りからが自然生態系が面白いと感じています。観察が楽しく思います。
自然生態系が壊れずあることで自然の価値に気づかされます。
自然と関わる生き方を考える時、私たち人間は成長すると思っています。こうちょう
2014.06.21
今日は一年で一番日が長い夏至ですね。
夕方に散策路「あるぐぅ」を歩きに行ってきました。
「サイハイラン」です。
濃淡のあるピンク色がとてもキレイで、思わず写真を撮っちゃいました。
和名の由来は花が垂れた様子が采配(戦場で軍勢を率いる際に用いた指揮具)の形に似ていることからきています。
サイハイランは薄暗く湿った場所に咲くと言われていて、あるぐぅではワサビ沢付近に咲いてます。
今、とってもキレイに咲いていますのであるぐぅを歩く時にはチェックしてみてください!
はたぼー
2014.06.20
梅雨空のすっきりしない今日この頃の天気ですが、自然散策路「あるぐぅ」では
「ヤマボウシ」の白い花びらが眩しく光っています。
お隣の県ではこのヤマボウシが小型飛行機と見間違われて、ちょっとしたニュースに
なっていましが、あまりの花の多さに見間違えるのも分かるような気がします。
ヤマボウシは枝いっぱいに純白の花を付けているように見えますが、実は、花は中央の黄緑色の
球体の部分で、白い花びらの部分は「総苞(そうほう)」と呼ばれる葉に近いものだそうです。
ヤマボウシの名前の由来は黄緑色の花を僧兵の頭、4枚の白い総苞を頭巾に見立てて
付けられたという説があるとか・・。
夏の終わりから秋にかけて真っ赤に熟す実は、そのまま食べたり果実酒になり、
また紅葉も美しいので、長い期間楽しめる樹木です。
みっち~
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