2022.07.25
本日7月25日のぶなの森では、
あちこちで黒いやつが樹の幹を右往左往している光景がありました。
黒いやつの正体は
こいつです。
「クロカタビロオサムシ」
この虫がいると食べられた葉っぱがあちこちに落ちています。
ブナアオシャチホコ蛾と言う蛾の幼虫が大量発生すると、
沢山のブナの葉っぱが食べられてしまいます。
しかし、
そんな森のピンチを救ってくれるのが、
このクロカタビロオサムシなんです。
ブナアオシャチホコの幼虫を食べてくれるため、
ブナの森の葉っぱが無くなるのを防いでくれます。
ブナの森ならではの食物連鎖がそこにあります。
がんばれクロカタビロオサムシ!
そして、
今日もコエゾゼミは絶賛羽化中です。
今から出るところです。
いつ行っても色んな出会いがある場所、
それがブナの森です。
すなぴー
2022.07.16
本日7月16日安比のブナの森の案内がありました。
天候はいつ雨が降ってもおかしくない状況でしたが、
この時期ならではの現象がたくさん楽しめました。
エゾハルゼミの羽化の瞬間に出会えました!
あちこちで羽化ラッシュです。
無事に羽化成功したものもいます。
羽化をするのにはゆっくりとじわじわ抜け出すので、
動かなくなると力尽きてしまったのでは?
ついつい応援したくなります。
ブナの案内をしていると、
木に見られる模様は地衣類をナメクジなどが食べた痕です。
と、説明をしておりますがまさに今それが行なわれてる所を目撃できました。
ブナの森の中では、
ウメガソウがいろんなところで目立たない様ひっそりと咲いております。
森を抜けると、
ヤナギランの群落が鮮やかでした。
木の陰には
ツルアリドオシの群落があり、
奥のまきばでは
コバギボウシ、
ミズキク、
ヤナギランが綺麗に咲いていました。
安比高原の魅力には、
森の中・草原・湿地とそれぞれに異なる植物や生態系があるのも一つにありますが、
それを充分に満喫できました。
今シーズンは、
ブナの森の案内を行なっておりませんが、
プライベートではご案内しておりますのでぜひ安比の自然をたっぷりと感じて欲しいと思います。
すなぴー
2022.07.09
以前スタッフがヒメボタル撮影に成功した記事です。
今最盛期を迎えております。
本日がガイドと行くヒメボタル観察会は終了となります。
また来年の参加をお待ちしております。
安比高原ではヒメボタルの数が日毎に増えて来ております。
これを何とか写真に押さえ様と試みましたが、なかなか難しいです。
しかし何とか収める事に成功しました!
どうにか、姿を写すのには成功しました!!
暗闇のホタルを写すコツは掴みました!
そうなると、欲が出て来ます、
光る瞬間が撮りたい
光ってーと思ってたら、
葉から落ちてしまい。
光った!
と、思ったら角度がおかしい・・・
今度は角度もバッチリ!
光を当てすぎると、ホタルの光がわからない・・・
こうして、ホタルの光る瞬間を撮るまで
2022.07.02
八幡平は標高1613m、日本百名山にも選ばれている明峰ですが、
山頂レストハウスまで車で行くことができるのも魅力の一つです。
山頂のレストハウス付近には残雪もあるのですが、
この季節はたくさんの山野草を一度に見ることができます。
山頂のレストハウス付近
シラネアオイ オオカメノキ
水芭蕉も咲いてます・・ ヒナザクラ
ワタスゲ チングルマ
ナナカマド ハクサンチドリ
この他にも、たくさんの花が咲いていました。
これからはニッコウキスゲやウメバチソウなどなど、秋まで楽しむことができます。
自然学校では、皆様の目的に合わせて安比高原そして八幡平をご案内する
プライベートガイドも行っています。