2014.11.29
四季の移ろいが美しい北緯40度の 安比高原
冬の自然はとにかく美しい!
雪と森が作る幻想的な風景は日本の冬の特徴でもある。
西森山から少し奥まで歩くと美しく・清々しいアオモリトドマツの森。
さらに歩いて大黒森の先へ行くと、アオモリトドマツは白く輝く樹氷を見せてくれる。
青空を背景にダケカンバを観ると、樹氷の枝はまるでサンゴのようだ。
森を滑ると雪はふぁふぁだ。
風は樹林で和らげられるため、雪は深くて・軽くて・抵抗が少ない。
ゆっくりと、V字でも、後傾でも、滑れるが、はじめは誰も怖いと思う。
はじめて浮遊感を味わった人は、脚に力が入らずどうしていいかわからない。
だから思わず笑ってしまうようだ。
これは嘘でない。
登っても! 滑っても! 誰でも・雪で・森で・遊ぶことは楽しい。
人は遊び(成長)を求め体験したことにない未知を想像し、そして挑戦して成長する。
挑戦は大きいほど達成感も大きく、繰り返すことで自ら「意志」までも養う。
人は「体験」するから普段考えないことを考えるようだ。「触発される」とも言う。
そこで、知っているようで知らない「自分」と言う自然に出会う。
普段の生活に物足りなさを感じる人は、本気に雪山の遊びにチャレンジしてほしい。
それも諦めずに何度かチャレンジしてほしい。
雪山の体験で自分を試してみてください。
こうちょう
2014.11.28
早いもので11月も残すところ3日となりました。
年末が近くなり、街もクリスマスのディスプレイが目立ってきましたね~。
自然学校でも倉庫に眠っていたワイヤーの入ったツリーに飾り付けをしました。
アメリカでは年間数千万本もの生木のツリーが流通しているといわれますが、
クリスマスツリーとして使われる木は常緑針葉樹が多く
なかでも、学名アビエス=ラテン語で「永遠の命」という意味のある
モミの木が一般的に多く使われているそうです。
ツリーに使われるのは幼木ですが、世界中には1000年以上も
生きているモミの木が多くあるといいます。
日本ではツリーの他に、神社のお札や願いごとに使う絵馬としても利用されています。
スキー場のゲレンデ脇にも2000年に植樹されたモミの木があります。
そして毎年クリスマスには白い雪で飾り付けされます。
どこまで大きくなるのか、見守っていきたいですね。
みっち~
2014.11.27
昨日は寒かった安比高原、今日の日中はポカポカ陽気でした。
そんな訳でちょっぴり「冬」から遠のいてるような安比高原ですが・・・
もう少し冬を感じようと思いこんな写真を撮影してみました。
こちらの写真は11月23日の夜に撮影した安比の星空の写真です。
時刻は21:40頃でした。
東~南東にかけて冬を代表する星座たちがゆっくりと登り始めていました。
皆さんはどの星が1等星で、どんな星座が写っているかわかりますか?
ちょっとわかりやすく上の写真に線や星の名前を入れてみました。
こんな感じになります。
冬を代表する星座、オリオン座をはじめ、冬の大三角、冬のダイヤモンド、ぎょしゃ座の五角形などを確認することができますね。
さらに日本から見ることのできる1等星15個のうち、約半分にあたる7つの1等星も見えています。
気温はなかなか冬らしくない今日この頃ですが、星空はしっかりと冬の夜空へと季節が進んでいます。
安比高原も来週のお天気は、だいぶ雪ダルママークが見えていますので本格的な冬は
すぐそこまで来ているみたいですね。
雪も待ち遠しいですが、寒暖の差が大きいので風などひかないように注意したいものです。
~やまんちゅ~
2014.11.26
こんにちは! やまんちゅです。
10日ほど前にドカッ!と雪が降ったあとは
なかなか積雪量の増えない安比高原です。
それでも森の中ではそれなりに雪が積もり・・・
野生動物たちはエサ探しにも苦労しているようです。
そんな理由からでしょうか?
今年もホテル安比グランド裏にある散策路あるぐぅに現れました!
何が???
ハイ!まずはこちらホンドリス。
エサが豊富な夏季でもたま~に姿を見かけることがありますが、
基本的に夏の間はもう少し山奧の方に移動しているみたいです。
冬になると比較的積雪の少ないホテル周辺に降りてくるのか
大変よく姿を見かけるようになります。
この日も林床を忙しく動き回りながら貯食(木の実などを穴を掘って埋めておく)した木の実を
探しているのか、雪の中に顔を突っ込んでいる姿をかなりの長時間(約10分程度)見ることができました。
そしてリスと同様に・・・
エサ台には上のゴジュウカラや…
ヤマガラも姿を見せるようになりました。
こちらの野鳥のエサ台も夏場は周辺にエサが豊富なのか、エサを置いてもほとんどその姿を見ることは
ありません。
ただ、エサ自体は無くなっているので・・・恐らく早朝など朝早くにエサを食べに来ているものと思われます。
しかし、雪が積もってからはエサを置くとしばらくして飛来し、エサを啄む姿を見ることができます。
これからさらに積雪が増えるとますますエサが乏しくなるので、あるぐぅ周辺、特に、野鳥のエサ台周辺では
かなりの確率で野鳥を観察することができると思います。
どんな野鳥、動物が見られるか・・・今年も楽しみな季節になってきました。
2014.11.25
こんにちは!自然学校タカです。
今日の安比高原はポカポカ陽気で冬将軍を待ちたいぐらいですね
皆さんスキー準備はいかがでしょう?
夏油高原スキー場は早くもプレオープンの話や、各社から自然学校校長にスキー雑誌が続々と届いておりました。
パラパラめくると今シーズンはスキーメーカーからはバックカントリ用のビンディングやスキーブーツが掲載されております。スキー板も年々太く、スキー板の先端がやや上がり(反りぎみの)トップロッカー主流になってきましたね!
このような用具を使うと、安比高原では12月から5月GWまで、八幡平だと6月下旬までバックカントリースキーを楽しむことができます。
このモデルは昨年春にICI石井スポーツが安比高原スキー場で試乗会をしたときの今季モデルです。
いち早くスキーの特徴を知ることが出来ます。
これはテレマークのブーツですが、カラフルな色が使われてきています。
このような道具を使用すると、スキー場から離れた山々に行くことが出来ます。スキーをしない方でもスノーシューを履いて参加もOKです。バックカントリーツアーは登ったり、滑ったり、歩いたり(スノーシュー)自分の体力と相談しながら楽しめる雪の上のツアーです。多いときは3山越えるときもあります。前森山スターで西森山(1座)→屋棟岳(2座)→大黒森(3座)など安比高原を拠点に楽しめるエリアです。
前回、やまんちゅさんがホームページにアップしましたので、ツアー参加の参考にしていただければと思います。
今年は「スキーで森に行こう!」と言うプログラムを自然学校では開催いたします。初級者向けのパウダーを滑るプログラムになっておりますので、ここからはじめるのをお勧めいたします。
又冬皆さんに会えるのを楽しみにしております。
2014.11.23
まずは、昨晩は長野県北部で大きな地震がありましたね。
被害が出ているとのニュースですが、これから本格的な冬を迎える現地。
1日も早い救援と避難生活が少しでも短くなるよう、願いたいと思います。
さて、先般、Coming Soon!とお知らせいたしましたが
自然学校の冬のホームページの更新作業が終了し、先ほどアップさせていただきました!
イベントの「初日の出を見にこう!」や
スキー、スノーシューのツアーは
例年人気があるため早々に「満員御礼!」になるものもございます。
ご参加をお考えのお客様は早めのご予約をお願いいたしますね。
それから、一応確認作業を行ってアップさせていただきましたが
何かお気づきの点がございましたら、ご連絡をいただければ幸いでございます。
まずは、一度、ご覧いただければと思っております。
~やまんちゅ~
2014.11.20
年々時の経つのが早いと感じる・・・やまんちゅです。
さて、ただいま自然学校では冬のプログラムの内容を鋭意企画中!
だいぶ内容が決まってきました。
それに伴い今月中にはご利用者の皆様にはダイレクトメールで
ご案内を発送させていただく準備をしております。
さらに・・・
ちょっといやらしく「ぼかし」を入れてのご紹介になりますが
ホームページも急ピッチで更新作業を行っております。
冬の情報、間もなくお知らせできると思いますので
楽しみに? お待ちくださいね!
2014.11.18
こんにちは!自然学校タカです。
突然の大雪で、お客様と、歩くスキーで森を歩いてきました。
初すべり、初歩きは今年自然学校では1ヶ月早く、滑る感触を楽しみました。
ブナの駅までは4WDの車で何とかいけました。
そこからスタートでモニュメントまでの約2.0kmのコースです。
前森山と西森山も真っ白です。
ブナの森の中も30から40cmの積雪です。
モニュメントにて記念写真。今年の11月は雪が多いですね
最後は道をブナの駅まで帰ってきました。
少ない雪でも。スキーを履いて歩いたり、斜面は少し滑ったりと、楽しむことができます。
冬本番はこれからですが安比高原スキー場は12月6日オープン予定です。
もっと雪が降ることを祈っております。
2014.11.15
すっかり雪が降り一気に真冬の様相になった安比高原です。
さて、今日11月15日は「七五三」ですね。
皆さん、七五三についてどれくらいご存知でしょうか?
私も●●十年前にやりましたが、今更ながらその意味を復讐してみたいと思います。
●七五三はそもそも関東地方の行事だった!?
七五三の由来は館林城のお殿様の健康を祈って始まったとされる説が有力だそうです。
館林と言えば群馬県ぼ館林市、猛暑になるところで有名ですね。
●七五三とはそれぞれ違う行事だった!?
今では7歳、5歳、3歳とも神社に行って健やかに育つようにお祈りする行事ですが・・・
本来は・・・
3歳=「髪置きの儀」とし、男女とも行う。江戸時代は、3歳までは髪を剃る習慣があったため、それを終了する行事。
5歳=「袴儀」とし、男の子が行う。男子が袴を着用し始めるための行事。
7歳=「帯解きの儀」とし、女の子が行う。女子が幅の広い大人と同じ帯を結び始めるための行事。
ということです。
●何で11月15日なの?
旧暦の15日は鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、何事をするにも吉であるとされ、
旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月だった。
そのため地域の氏神様に実りの感謝と子供の健やかな健康を祈念したのでこの日になったようです。
こうしてみると七五三もなかなか意味深いことが分かりますね。
~やまんちゅ~
2014.11.14
昨日から雪が降り続いている安比高原です。
この時期は植物ネタが少なく、ブログ当番に困る時期ですが、
せめてキレイな雪景色でも・・と思い立ってブナ林へ行ってきました。
雪景色のブナ林に車で行くことが出来るのは、積雪が少ないこの時期だけ。
冬期間はブナ駅までの道は通行止めになります。
今年一番の霧氷を見ることができました。
今回の雪は湿った重い雪なので雪が枝先まで積もっていて、とっても美しい雪景色でした!
これからの季節、こんなキレイな雪景色を見ることが出来るかと思うと、
冬を迎えるのが楽しみになります♪
はたぼー