2015.03.04
去る3月1日、スノーシューツアーの第4弾!
竜ヶ森ツアーを開催しました。
当日は午後から雨か雪が降る予報・・・
お天気が心配される中、10:30に自然学校を出発しました。
今回のルートマップです。
安比高原駅付近からスタートして安比高原ゴルフクラブへの道なりに進みます。
当然、雪の上を歩きます。
途中から左折してゴルフ場の作業道を進むと・・・竜ヶ森の全景が目に入ってきます。
旧竜ヶ森スキー場のセンターハウスがあった付近から旧ゲレンデを登っていきます。
今は使われなくなりだいぶ木々が繁茂してきたゲレンデをジグザクに登り
標高を上げて行きます。
歩き出して約30分。
中腹まで登ったところで小休止。
思った以上に気温が高く、水分補給や衣服の調整をしてもらいました。
ここから先、かなりの急斜面に突入です!
最初のうちはジグザグに登行していましたが、ほとんどの方のスノーシューに
ヒールアシスタントが装備されていたので
途中からそれを使ってほぼ直登にチャレンジ!
15分ほどの頑張りで頂稜線に到達しました。
ここまでくればシンドイところは終了!
山頂へと続く緩やかな稜線を右側の雪庇に注意して進みます。
なんと12時ジャストに竜ヶ森の山頂(標高679m)へ無事に登頂しました!
残念ながら雲が低く垂れこんでいてあいにく眺望はありませんでした。
お天気が良ければ、岩手山や七時雨山、安比高原スキー場などを見ることができます。
ちょっと下ったところにある木に『竜ヶ森』の山頂プレートを発見!
記念写真をパチリ!
この後、もうひとつの竜ヶ森(標高652n)のピークを目指して尾根を下り、
途中でランチタイム!
このころになると風も出てきたので風を避けてのランチにしました。
ランチを後にちょいとひと登り!
もうひとつの竜ヶ森の山頂に到着です。
ここからは南に延びる尾根を下ります。
全体的に雪面は固くスノーシューのクランポンがよく効きます。
どんどん下って・・・
途中、木の枝にぶら下がる薄黄緑色の物体を発見!(写真の赤丸の中です)
ウスタビガの繭がぶら下がっていました。
この後もどんどん斜面を下って・・・
13:40 無事に出発地点に戻ってきました。
ゆっくり約3時間のツアーです。
ちょうど下山したら雪の降り方が強まり、風も強くなってきました。
天気が大きく崩れる前に下山できてよかったです。
今回もご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
次回は3月22日「御月山」ツアーです。
ご予約お待ちしています!
~やまんちゅ~
2015.03.03
こんにちは!自然学校タカです。
昨日からの雪で、ゲレンデコンディションは最高の安比高原です。
今日もスキーで森に行ってきました。
森の中は新雪40cm位で午前中は最高の雪質で、午後は天気が良かったので、湿雪気味の雪質の変わりました。
カラマツ林が綺麗で林間も開いていたので、滑りやすかったです。
ここでは、斜滑降で雪面を踏む練習をしてるところです。
新雪慣れる為にゲレンデサイドで練習です。
練習の後は実践です。森の中に行き体験して、苦手なところはゲレンデで練習を繰り返しました。
最後は原生林で記念写真です。
春は雪が落ち着くので、短時間で長い距離のツアーが可能になります。
3月後半はツリーランになります。
雪質、や気象条件により、スキーの楽しみ方があります。
5月のGWまでスキーを楽しみましょう!
2015.03.02
「ハチクラ」とは八幡平市商工会さんが発行している八幡平をもっと楽しむためのフリーマガジンの事です。
その「ハチクラ」2015.vol.5に・・・・
イーハトーヴォ安比高原 自然学校校長 斎藤 文明の記事が掲載されました!!
その他にもスノーパラダイス八幡平の特集や今日の一皿など八幡平の情報が掲載されています。
是非、「ハチクラ」を見かけた際は手にとって読んでみてください。 また、「ハチクラ」は八幡平市商工会さんのHPでもご覧いただけるそうです。
まどりん
2015.03.01
今日は二戸市の男性1名、東京のスキークラブ「101マスターズ」の男女7名を森に案内致しました。
「101マスターズ」は101歳までスキーを楽しもうと集まった熟年の方々で、
今回のようなツアーを冬の間10数回行っているようです。
森の中で1本滑った際、気になったのは後傾気味の方が目立ったこと。
斜滑降を行い、上下運動をしながら一人ひとりポジョションの確認・矯正をします。
斜滑降でポジョションの確認をした後は、皆さん安定して滑っていました。
両足にしっかり乗ることで自由自在にスキーを制御し、木々の間も簡単に通り抜けることが出来ます
二戸市の男性のダイナミックな滑りです。いつも1人で近郊の山に登り、オフピステを楽しんでいるとか。
ヤマバトコースのカラマツ林の中で、ウサギがかじったタラの芽(赤い矢印の先)を発見!
木々や動物の足跡を観察したり、森の中はゲレンデと違った楽しみ方があります。
2時間30分のプログラムの中、皆さん普段と異なる状況の中でスキーを楽しみ、
熟年スキーヤーの方々は熱心に指導を受け、その向上心・パワーに圧倒しました!
森の深雪で滑る事が出来ると、ゲレンデの滑りは格段に上達します。
安比では3月中旬でも条件が良ければ粉雪が楽しめますよ。
一緒に森の中へデビューしませんか!
by Kaz2
2015.02.28
昨日の猛吹雪が一転!
風はややあったものの気温もそんなに低くなく
絶好のスノーシュー日和となった本日、
首都圏方面からお越しのお客様4名と満喫ツアーを
楽しみました!
今日もゴンドラを利用してまずは前森山の山頂を目指します。
山頂付近ではダケカンバの枝いっぱいに「霧氷」がビッシリ!
昨日の風の強さを彷彿とさせます。
ここからスノーシューを装着して・・・
あっ! と言う間に標高1305mの前森山山頂に到着!
残念ながら雲が流れてきて絶景を見ることは叶いませんでした。
本当なら・・・
こんな風に岩手山や・・・
八幡平方面の山並みが見れたハズ・・・
また、次回お待ちしていますね!
そして下山開始!
スノーシューを装着していればかなりの急斜面もしっかりグリップしてくれて
快適に歩けます。
山頂直下の斜度30度ほどの斜面もご覧の通り・・・
この後はダケカンバやコシアブラ、ブナなどの森をどんどん降りて・・・
レッドハウス付近のハヤブサコースに出ました。
さらにどんどん降りて・・・
無事に自然学校まで戻ってきました!
前森山のてっぺんから山麓まで・・・
完全踏破!
皆さんやりましたね♪
~やまんちゅ~
2015.02.27
雪上を自由に歩く「ノルディックスキー」 風景と一体となる自然で自由な感覚がいい。
私が小学生のころは雪上競技スキーをノルディックと言っていました。走ることが苦手な私は好きにはなれませんでしたが、良く考えてみると、ゴム長靴のつま先を固定しただけのスキーを履いて、雪山を自由に走り回っていたことが冬一番の遊びだったことを記憶しています。今で言えば「ノルディックスキー」を楽しんでいたことになります。
「ノルディックスキー」は北欧で発展したスポーツで、人気の高いジャンプ競技も含まれてます。ノルウェーのやや山岳地方では「テレマークスキー」も発展しています。最近は「バックカントリースキー」「ツアースキー」などと山岳で楽しむ用具が進化しています。これらの共通点は踵が自由になり「歩く」「走る」「上る」「滑る」を楽しめることです。一方滑れない人も雪を楽しむことができる「スノーシュー」も普及してきました。
最近これらのカテゴリーを「ヒールフリー」と言い、全国的なイベントも増えています。
https://www.facebook.com/j.nordicsports?fref=photo
このヒールフリーの特徴はアルペンスキーと比較すれば歴然です。それはリフトが無くても楽しめること、つまり「お金も掛からない」ことです。自分の好きな場所に、好きなくらいの時で、仲間同士好きなことが楽しめます。
さて、この春2年ぶりにSIAフェスティバルが当地で開催されます。
その中で4月4日(土)5日(日)に「春のスノーハイキングin安比高原」がSIAとJOAの共催で開催いたします。冬の健康的なノルディツクスキー・スノーシューの普及を目的に今回で2回目の開催となります。昨年は大荒れの天候になりましたが参加者は大変盛り上がっておりました。
表彰式では金メダルの授与まで・・・
フィールドは広大な安比高原の雪原とブナの森です。4日はウロコ付スキーまたはスノーシューでハイキングと講習会、5日(日)はスキーオリエンテーリング競技ですが国際大会選考会と合わせてビギナークラスも開催いたします。
SIAとJOAと自然学校スタッフと今回もオリンピック金メダリスト三ヶ田さんが加わり、スタッフ・参加者一体が楽しめる内容を計画しています。詳細は各HPをご覧ください。また一般申込はSIAへお願いします。
SIA http://www.sia-japan.or.jp/pdf/36pb0404hiking.pdf
JOA http://www.o-hokkaido.com/appiski-o/2015/index.html
ご興味ある方は自然学校にも申込用紙を用意しておりますのでお気軽に問い合わせください。
こうちょう
2015.02.26
今日もぽかぽか陽気の安比高原です。
そんな中あるぐぅに行ってきました。
ここ最近降雪が無いので、雪は固かったです・・(汗)
でも今夜から雪予報なので、またふかふかの雪に戻るのを願います!
さてさて、今日あるぐぅで見つけたモノ。
木に縦に一本の直線が入っています。
これは何の跡でしょう???
答えは凍裂(とうれつ)と言って、冬、樹木の幹の中にたまった水分が凍結して堆積が増えた水分が、樹木を切り裂いて割れる現象のことをいいます。
広葉樹の大半は秋に葉を落とすことで水分補給をしなくなるため、冬は水分の少ない乾いた状態になります。
でもなかには水分が必要以上にある場合や、長時間厳しい寒さが続くと幹の中に残った水分が凍結し凍裂が起きます。
凍裂という現象もおもしろいですが、木は木で冬に備えてちゃんと防寒対策しているんですね。
はたぼー
2015.02.25
こんにちは!自然学校タカです。
最近天候が良く、春めいている安比高原ですが、明日の午後から雪マーク!
また深雪を楽しみたいですね!
自然学校では2/28日モミヤマのツアーに出かけます。
後、何名か空きがございますので、自然学校までお問い合わせください。
下記写真は昨年のツアー風景です。
ハイクアップもたまに振り返ると、絶景が広がります。
ハイクアップした途中にこんな絶景が望めるのもモミヤマツアーのいいところです。
ハイクアップ終了地点では岩手山をはじめ裏岩手の山並みが綺麗に見えます。
昨年も2月だと言うのにクラスとしていました。
女性ですがカメラのベストポジションに入ってきました。バッチリのシャッターチャンス
昨年は天候には恵まれましたが、雪が降らなく、クラスト気味でしたが皆さん頑張って滑っていました。
今年は明日から雪に期待して2/28日の本番を待ちたいと思います。
2015.02.24
2月22日(日)、スノーシューツアーの第2弾!
岩手山焼走りツアーを開催しました。
心配されたお天気も良い方向に外れて・・・
この時期ならぬ暖かな?暑い!?気温になりましたが
楽しくツアーをしてまいりました。
今回のルートです。
山の中腹から流れ出た溶岩が扇状に広がった焼走り溶岩流を歩きました。
10:00 駐車場を出発です。
お天気も良い方に外れ青空が見えました!
雪の壁をひと登りして・・・
一気に視界が広がり目の前に岩手山の雄大な姿が「ド~ン!」と飛び込んできます。
そんな岩手山をバックに集合写真をパチリ!
さらに上を目指して雪原を歩きます。
当初は風が強かったのですが、歩き出して1時間ほど・・・
風も弱くなり、気温も高め・・・
(写真は参加者のTさんからいただきました。)
まるでゴールデンウィークのツアーのような陽気の中、
徐々に斜度も増してきます。
雪原が終わり、森の中に入ると一気に斜度もきつくなります。
(写真は参加者のTさんからいただきました。)
一気に汗が噴き出してきます。
急な斜度をジグザクに登行。
焦らず、ゆっくりと高度を上げて行きます。
(写真は参加者のTさんからいただきました。)
12:10 目的地の第2噴出口に到着しました!
ここに来ると北側~東側~南側にかけて視界が大きく広がります!
北上山地の山々がどこまでも、どこまでも累々と大小の波を作って視界を埋め尽くして
います。そんな中で・・・一際高く、雲の上に頭を出す
早池峰を発見!
思ったよりも風も弱かったので第2噴出口でお昼タイム!
絶景が最高のおかずです。
食後に全員で集合写真。
名残惜しいですが、13:10 下山開始です。
登りであえいだ急斜面も下りはドンドン・・・かなり良いペースで下ります。
途中・・・
霞がかかっていますが、姫神山も姿を出してくれました。
岩手山、早池峰山、姫神山と岩手三山がそろい踏み!
下山途中・・・
急傾斜を利用して尻滑りで楽しんだり・・・
広い雪原に出ると思い思いに歩いてみたり・・・
スノーシューを楽しみます。
写真では表現しきれない・・・
焼走りは広さが約150haもの広大な雪原。
その雪原をバックにこれまたパチリ!
14:45 予定よりも少々時間オーバーしてしまいましたが、
無事に駐車場に戻ってきました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
■スノーシューツアー、次回は3月1日(日)竜ヶ森ツアーです。
若干ですが、人数に空きがございますので参加希望の方は
お気軽にお問合せください。
~やまんちゅ~
2015.02.23
今日は朝からお天気が良く、
春を思わせる陽気です。
昼前にはホテルゲレンデ出入口の温度計は
10℃を越えていました。
スノーシュー散策コースあるぐぅの森はこんな感じ↓
雪の中で必死でエサをついばんでいた
コガラ↓ たちも、気分よくさえずりだしました。
昨日あたりから、スノーシュー散策コースでは
雪上をセッケイカワゲラ↓が何匹も歩いているのを
見かけました。
成虫ですが羽はありません。
春に卵から生まれた幼虫は秋まで川底で落ち葉を食べて暮らし、
冬になると雪上にあらわれて、太陽光をたよりに
ひたすら上流の自分の生まれた場所を目指して歩くそうです。
雪上で活動できる少し変わった昆虫です。
でも高温には弱く、人の手のひらの温度でも
弱ってしまうとのこと。見つけても触らずそっとしておきましょう。
カワゲラの仲間は非常に綺麗な水質を必要としますから
そういった環境を大切にしたいものです。
予報では明日もお天気が良いようです。
ホテル裏の森、ゲレンデ脇の森に出かけてみませんか?
ゆき
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