イーハトーヴォの四季だより/安比高原オフィシャルブログ

2014.12.20

備えあれば・・・

オンシーズン営業の始まった安比高原!

今日は嵐の前の静けさ?

とても穏やかな1日でした。

さて、安比高原自然学校では去る12月16日・17日両日で

ガイド研修なるものを実施しました。

これからのシーズン、安比高原自然学校ではスキーやスノーシューで

ゲレンデ内はもちろん、所謂バックカントリーと言われるフィールドに

お客様をご案内いたしますが、その際に万が一、ケガや病気などで

救助が必要になった際に必要な知識や救助方法を学ぶ研修です。

この研修、今までも開催していますが、本格的なシーズンインを前に

今シーズンも実施した次第です。

16日は…

20141220-1

最初にファーストエイドの知識の確認です。

20141220-2

救助の世界でもどんどん新しい情報や考察が増え、最新の動向などもしっかりと吸収させていただきます。

20141220-3

そしてもちろん、止血や骨折と言ったケガに対する対処法も復習!

こういう事態が起きないのが一番なのですが、やっぱり普段からやってないと手順が

疎かになったりしてしまいます。

20141220-4

さらに、要救助者の搬送方法も再度確認!

これは翌日実際に外でも行います。

20141220-5

最終的にこんな感じになって要救護者を搬送します。

 

 

明けて、17日・・・

20141220-6

この日は前日に屋内で実施した搬送を実際に外で行いました。

午前中はスノーシューのツアー中に骨折者の出た事故を想定しての訓練です。

20141220-7

屋内と違って実際のフィールドでは気温、風速、積雪、斜度など

よ~く考えて行動しないと屋内のようにはうまくできません。

20141220-8

そして雪の中では50m弱搬送するのも想像を絶するほどの重労働になります。

 

午後はスキーのツアー中に同じく骨折者の出る事故が発生という想定で訓練を行いました。

20141220-9

スノーシューの際にはザックとブルーシートで搬送しましたが、

スキーの場合はスキーの板の上にザックを載せてフレームにしました。

20141220-10

スノーシューに比べるとスキーはやはり機動力があります。

20141220-11

このような状態で約500mほど搬送しました。

 

今回は比較的お天気も良く、ゲレンデサイドでの訓練でしたが、実際のツアーでは

もっと山奧に行くことも多々あります。

もちろん、ケガをさせない、遭難しないことは大前提ですが

イザというときのためにこのような訓練は欠かせません!

 

備えあれば…憂いなし!

今シーズンも事故なく楽しいシーズンにしましょう!!!

~やまんちゅ~

投稿者: appi-admin | 日時: 2014.12.20

2024年4月
« 9月  
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930 

ブログ内検索

最近の記事

過去の記事