2014.09.03
ボランティア組織「安比高原ふるさと倶楽部」では、今年「馬による芝草原の復元プロジェクト」を行っています。
6月11日、レンゲツツジ満開の中で始まったプロジェクトでしたが、天然芝の状況が悪く20日間ほどで一旦休止となり芝の成長を待ってようやく本日の放牧となりました。
今日の馬っこ3kmの遠足を紹介します。
本日曇りの中14:00から馬っこを移動開始
種市さんの腰に巻いた鈴から“シャン”“シャン”と言う鈴の音が聴こえてくると馬たちは集まってきます。
素早く移動開始 草原を元気に走りながらも一番(強い?)の年寄牝に付いていきます。
途中で休憩。 でも美味しそうに牧草を食べて、なかなか進もうとはしません。
追い手係りの私たちが「ホーイ!ホーイ!」と追い立てるようにすると先頭のリーダー牝が歩きだしました。
夢中で牧草を食べていた仔馬や牡馬も走り出しました。大迫力!!
今は使われていない広大な放牧地を中のまきばに向かって上ります。
何とも素晴らしい風景に見とれました。
放牧地を過ぎるとブナ二次林に入りました。
ここは牧草が無いので木立中をスムーズに上って行きます。
安比ブナの二次林は当時牛馬の林間放牧で笹や草を食べさせて、下刈りの手間を省いたと地元人が言っていました。放牧を止めて2~30年以上経つと藪になって来ました。
舗装に到着 3頭がこの通り・・・。休憩
親馬も仔馬も体が汗でテカテカ光って見えています。馬たちにとって移動は大変なんだな~と思えました。
ようやくブナの駅に到着しました。駐車場には、大勢の人が声援を送っています。放牧柵の入り口まであと200mです。
少し疲れた様子ですが、声援に馬っこたちも元気を取り戻した感じです。
牧柵へ無事ゴール
「くつわ」をはずして放します。
久しぶり「中のまきば」 二度目と有って柵内をチェックする走りはありません。
直ぐに慣れて美味しく草を食べていました。
そして喜んで転げて「笑って」ました。
こうちょう
※放牧は1ヵ月を予定していますが草の状況で変わります。詳しくは自然学校までお問い合せ下さい。
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