イーハトーヴォの四季だより/安比高原オフィシャルブログ

2016.11.05

別れと出会い

安比高原は雪景色に変わりつつある中、

昨日は、6月から中のまきばで過ごしていたお馬さん達が

お引越しをしました。

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柵から出ると、

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柵の中は雪で草が隠れてたため、

雪の無い所を見つけると草をムシャムシャ食べます。

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トラックに乗り込み、

冬の間生活をする遠野へと旅立ちました。

また、雪が溶けて草が育ってきたころに帰ってくるので

その時を楽しみにしたいと思います。

安比高原・中のまきばにお馬さん達が来るようになってから、

それまで笹が蔓延っていた景色が天然芝へと変わり、

この数年間で見違えるようになりました。

 

私が育った滝沢村(現在市)も周りには馬を飼っている家が何件かあり、

6月には、その馬を労う「ちゃぐちゃぐ馬っこ」という、お祭りがあり

学校帰りには、馬を川で洗ってる光景や散歩してる姿を見ましたが、

現在は馬を飼っている家も減ってしまい

馬との生活という文化が忘れられてしまいそうです。

中のまきばの、馬の放牧は天然芝の風景を取り戻すだけではなく、

地域の文化を伝え続ける為にも、続けていかなければ・・・

 

そんな、思い出にふけて片付け作業をしていたら、

 

新しい出会いがありました!

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私は初めて出会う生物です。

まるで、エ〇〇ンゲリオンに出てきそうなフォルムです。

外国産の車の様な、メタリックカラー

こいつの名前は

ヒメツチハンミョウ

調べてみたらなかなか面白い事が解りました。

この羽飛べるの?と疑問に思ったら、

花に飛んで来るハナバチのオスを待ち構え、オス蜂につかまって移動して

オス蜂がメス蜂と出会うと、メス蜂に移動して

メス蜂とともに巣穴に侵入して、蜂の卵や蜜を食べつくす。

凄い頭脳!

つぎに面白いのが

あの、ファーブル先生が過変態と呼んだ、幼虫から成虫までに何回も姿を変える成長過程。

そして、びっくりしたのは

カンタリジン

という、人を死に至らしめることが出来る毒を含んでいる為

鳥にも食べられない。

皮膚にかかると炎症をおこすようです。

 

自然界にはまだまだ知らない事がたくさんあります。

そんな事を思わせてくれる出会いでした。

 

すなぴー

 

 

 

投稿者: 自然学校スタッフ | 日時: 2016.11.05

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