2016.08.22
台風9号が東日本を北上しています。
安比高原も風が強くなってきましたが被害が出ないように祈るだけです。
さて自然学校が事務局を担っているボランティア組織「安比高原ふるさと倶楽部」では
「つなげよう美しい安比高原!」をスローガンに、安比高原「中のまきば」「奥のまきば」の草原とブナ二次林の環境保全を進めています。
中でも「馬による芝草原再生プロジェクト」は天然芝とレンゲツツジの再生と保全を目指して活動しています。
活動2年目が終わり今年の6月には素晴らしい風景が蘇ってきました。こちらテスト映像
3年目は今年は広大な「中のまきば」全体に牧柵を回し芝草原再生活動に入ります。
測量から柵コース整備~柵支柱打ち~柵作りと会員とボランティアの力で東側牧柵がひとまず完成しました。
最終日は柵の上になるカラマツにドリルで穴をあけて番線で止めます。
ドリルで穴をあけて番線でしっかり固定します。
ゲート作りでは馬主の岩間さんが蹄鉄を溶接して美しいゲートを手作りしました。
さすがプロは違います。
柵が完成! さっそく馬たちを隣の柵へ移動させます。
リーダーの馬を連れて行くと他の馬たちも付いて行きます。
馬を移動させ 全員集合 ボランティアたちで! 見事やりました!! 達成!!!
また、「中のまきば」の柵は中心を500mの柵で仕切っています。
駐車場の「ブナの駅」から柵沿いに歩くと西森山のトレイルへとつながります。
西森から下山の方もトレイル分岐から柵沿いに歩いてきますと「ブナの駅」に着きます。
開いているゲートから柵沿いを歩いていただきます。※ゲートが閉じている場合は潜り抜けください。
現在馬たちは新しい西側の柵内に4頭放牧されております。皆おとなしい馬たちです。
ゆったりと流れる夏の安比高原の風景ですが 所どころに秋を感じます。
ヤマザクラが一足早く紅葉をはじめてきました。
「奥のまきば」ではアキノキリンソウやエゾリンドウが満開となってます。
過去からつながって来た自然と文化は様々な形で感動を与えてくれます。そして興味をもたらします。
安比高原の歴史は1100年ぐらいと最近花粉分析・炭素分析でわかって来たそうです。
ブナ林を切り開き馬を放牧してできた安比高原 そこに豊かな生態系がある。そこに自然と共生する里山文化がある。
今私たちに感動を与えてくれる安比高原の自然と文化! この価値を次世代につなげることがこの組織の理念です。
安比高原ふるさと倶楽部も宜しくお願いします。
こうちょう
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