イーハトーヴォの四季だより/安比高原オフィシャルブログ

2015.12.13

備えあれば・・・

今日の安比高原、朝は晴れていましたがだんだん雲が空を覆い

お昼すぎからは小雪が舞っています。

積雪になるほどではありませんが、融雪が進まないだけ

うれしいと感じてしまうのでした。

さて、昨日、今日の両日、自然学校では毎年恒例?

ガイド研修を実施しました。

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まずはファーストエイドについて座学講習。

今年は低体温症についての基礎知識を中心に行いました。

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そして、包帯や三角筋での応急処置を実際に行ってみました。

膝や・・・

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足首など、負傷部位により処理の方法が異なります。

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さらに室内ではAEDの操作方法や心臓マッサージの仕方も研修。

写真はザックを使った搬送の研修風景です。

座学や室内でも実習を一通り行い・・・

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野外で実際にザックを使用した救急搬送や写真のように実際にツェルトを使用して低体温症の悪化を防ぎながら

天候の回復や救助が来るまで待機する場面を想定した訓練を開催しました。

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2人用のツェルトですが、写真では、中に大人4名が入っています。

普段ではなかなかツェルトを実際に張って中に待機することは少ないですが

こうやって訓練で実際に体験しておくことがとても重要なことになります。

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最後に・・・バックカントリースキーツアーを想定して・・・

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自然学校の校長が自らケガ!?

ケガ人役で

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けが人を実際に梱包して斜面下まで搬送する訓練も行いました。

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ツェルト、ロープ、雪玉を使用して写真のようにけが人を梱包。

けが人の下にはスキーが設置されています。

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ガイド役の指示に従ってお客様役のスタッフ全員でけが人を搬送します。

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約500mを無事に搬送しました。

 

ツアーではケガをさせない、ケガをしないに越したことはありませんが、万一事故があった場合に

冷静沈着に行動できることが大事です。

今回も研修を通していろいろな気づきや救助方法を学ぶことができました。

とはいっても、事故が起こってしまうとお客様もガイドも大変な思いをしてしまいます。

 

今シーズンも事故なくウィンターシーズンを楽しみましょうね!

 

~やまんちゅ~

投稿者: appi-admin | 日時: 2015.12.13

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