イーハトーヴォの四季だより/安比高原オフィシャルブログ

2015.06.16

雨のブナ林の美しさ

関東地方まで梅雨入りした日本列島。

東北地方も間もなく梅雨入りの季節を迎えます。

さて、自然学校ではブナ林散策のプログラムを開催していますが、

ご予約のお客様から「雨が降っても開催するのですか?」とよく

問い合わせをいただきます。

普通なら雨が降ったら正直行きたくないと考えますよね。

しかし、そんな問い合わせをいただいたお客様には

「お客様、雨が降ってラッキーですね!ぜひ、ブナ林へ行きましょう!」

そのようにお答えしています。

なぜか???

それは雨の日しか見ることのできないブナの美しさを楽しめるからです。

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雨が降るとブナ林では霧の発生する確率がとても高くなります。

そして霧が立ち込めると・・・

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いかがでしょうか?

晴れや曇りでは絶対に見ることのできないとても幻想的な風景を楽しむことができます。

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森全体だけではなく、ブナの幹を雨水が流れる・・・樹幹流(じゅかんりゅう)という現象も雨の日ならでは。

太いブナの幹を雨水が根元に向かって流れる様子はブナの逞しさを感じてしまいます。

そしてこの時期限定なのが・・・

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ブナの森の林床に咲いている「銀竜草(ギンリョウソウ)」

もともと葉緑素を持っていないため白色をしているのですが、このギンリョウソウが雨に濡れると

花びらの部分が透明に透けてきます。

何とも艶やかな姿を見ることができるのも梅雨時の雨の日ならでは・・・です。

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そして、ブナや草花だけではなく、森のあちこちで見ることのできる様々なコケ類。

この苔も雨の日には一層瑞々しい姿で私たちを楽しませてくれることでしょう。

 

もちろん、晴れた日の緑まぶしいブナ林も素敵な景観を見せてくれるのですが、

雨の日のブナ林も晴れた日以上に美しい姿を見せてくれます。

梅雨時、なんとなく気持ちも沈みがちですが、そんなときはぜひ、雨の日のブナ林を

訪れてみてください。

きっと爽やかな気持ちにしてくれると思いますよ!

 

~やまんちゅ~

 

投稿者: 自然学校スタッフ | 日時: 2015.06.16

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