イーハトーヴォの四季だより/安比高原オフィシャルブログ

2015.05.24

エゾハルゼミの話

本日5月24日(日)

最近「エゾハルゼミ」の鳴き声がうるさくなってきたので羽化状況を見に行ってきました。

 

 安比高原「ブナの駅」は多くの人で賑わっておりました。

一番は山菜採り? 次にブナ林散策? ドライブ?、様々な目的の方が多く散歩を楽しんでおります。

ご来場ありがとうございます。

 

私は9:30にブナ林へ入りました。

直ぐにエゾハルゼミの抜け殻が目に入ります。

複数の抜け殻がある木が多く見られ、今年は多いと感じながら「生セミ」を探します。

オスのセミ発見!

春ゼミ

今朝は風が強いせいか気温も上がらずジッとしています。

でも遠くからセミたちの鳴き声が聞こえて来たのでそろそろ飛び立つでしょう。

 

同じ木の下を見ると あれ? となる抜け殻発見

羽化途中のセミの上に二つの抜け殻発見! どう見てもおかしい?

 春ゼミ脱皮失敗

近づいてよく観るとそのセミは「死んでいました」

つまり羽化途中に次のセミがよじ登ったことが原因でしょう。二匹のセミがここから飛び去ったようです。

今日の安比のエゾハルゼミ物語でした。

 

エゾハルゼミは自然度を教えてくれるセミの一種。

ちなみにエゾハルゼミの分布は北海道から九州と記載されていますが、実は落葉広葉樹帯に多く生息するセミのため、東北・北海道の森や山に広く生息しています。

これが西日本になると落葉広葉樹は標高1000m以上となり、高いエリアに限られるため多くは生息していません。

森を切り道路や住宅などの開発や温暖化による植生変化で生息エリアは減る一方のようです。

西日本では「準絶滅危惧種」に指定されている理由です。

全国でセミガラ調査も行われています。皆さんも観察に参加してみませんか?

 

6月、今年も安比高原「中のまきば」に馬が放牧されます。

これは安比高原本来の野芝を復元させる環境保全プロジェクトの一環です。

 

総会表紙

今年のレンゲツツジの満開は10日前後になりそう

どうぞこの風景をお楽しみに!

こうちょう

 

投稿者: 自然学校スタッフ | 日時: 2015.05.24

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