2016.11.23
今日の安比高原、冷え込んでおります。。雪が降ってます。。
どんな感じで降ってるの~?って・・ ん?!
写真を撮るのを忘れてしまいました。。。トホホ
あとで、ミキティーがアップしてくれると思います!
さて、気を取り直して本日はスクール特別レッスンのお知らせです。
スクールでは、今シーズンも特別コーチを招いての特別レッスン企画を用意しております。
今シーズンの特別コーチは3名を予定してます。
■元SAJナショナルデモンストレーターでサロモンデモコーチの「渡辺一樹」氏
開催日 12月20日(火)・21日(水)
■東北を代表するスキーヤーで元SAJナショナルデモンストレーター「中田良子」氏
開催日 1月21日(土)・22日(日)
■冬季オリンピック(モーグル)に出場したオリンピアン「畑中みゆき」氏
開催日 1月21日(土)・22日(日) 3月11日(土)・12日(日)
各コース、各日とも8名の定員になっており残りわずかのコースもあります。
ご予約はお早めに!!
2016.11.23
今日は勤労感謝の日ですね!
そんな安比高原は昨晩から雪が降ったり止んだり・・・
そろそろまとまった降雪が欲しい季節です。
先日、雪の積もった安比高原のブナ林へ行ってきました。
この季節のブナ林、実はとても好きなんです♪
ブナの木々はすっかり葉を落としてしまい、足元には落ち葉が一面に
積もっています。
そして、その上に湿雪がわずかに降り積もり、初冬の風景を描いています。
この日は間もなく日が暮れるであろう、夕方にブナ林へ向かったためでしょうか?
野鳥の声も聴くことができません。
葉を落とした木々たちは呼吸もしていないのでしょうか?
来年の春まで冬眠しているが如く・・・
目の前にはただただ「静寂」という無音の世界が広がっています。
雪で湿った落ち葉は人の歩く足音さえ響かせてくれません。
森を吹き抜ける風の音も・・・
木々の呼吸音も・・・
落ち葉がひらひらと舞い散る音も・・・
野鳥の鳴き声も・・・
この日はただひたすらに音の無い風景、音の無い世界が目の前に広がっていました。
全く音の無い本当の「無音」を体感できるこの時期のブナ林。
アクセス道路が雪で通行できなくなるまでの残りわずかの期間だけ
楽しむことができますよ♪
~やまんちゅ~
追伸!
安比高原ぶなの駅は冬季閉鎖になっています!
おトイレ・水道は使用できません!!!
2016.11.22
2016.11.22
こんにちは!自然学校タカです。
先日お客様と八幡平市にある岩手山の麓の岩手山焼走り溶岩流を見にいってきました。
1732年の噴火の際、標高970m付近から流れ出た溶岩流は噴火口から約3.4kmの焼走りの
駐車場付近の下まで流れてきました。あれから284年経ちますが、木や草が生えてきません。
この溶岩流の面積は150haと記載されています。昭和27年に国から特別天然記念物として指定され
昭和32年、十和田八幡平国立公園の特別保護区として指定されています。
(岩手山焼走り溶岩流フィールドノートより)
私が小学生のころは、歩くルートもなく、ゴツゴツと溶岩流が自然のまま
で、歩き辛かったのですが、今は約1キロの遊歩道ができています。
1キロ歩くと宮沢賢治さんの歌碑もあります。八幡平市には2つの百名山と
焼走り溶岩流と見所が沢山あります。少しずつ紹介したいと思います。
2016.11.21
雪に一度覆われた安比高原ですが、
積もった雪が無くなったしまったので、
雪が降る前にやり残した事をするチャンスです
ホテル裏の、笹薮の刈払いです!
雪が降る前にやっておけば
春が来て雪が溶ければ
こんな風に花一面の世界が広がります。
一時期は藪に覆われて、春に花もあまり見られない時もありましたが、
ここ数年は藪を刈っている為、
年々花が咲く面積も広がっています。
来年はより花の咲き乱れる風景が広がる事を期待したいです。
この藪を刈るというのは、花とか植物だけではなく
ブナの森という野生の王国がすぐ近くにある、このホテルの環境では
人が住むところと、クマさんが住むところを分けるのにとても重要なこととなります。
見通しが良くなると、人に見つかりたくないシャイなクマさんは出て来ませんが、
隠れる所があれば、クマさんは人の住んでる近くまでどんどん進出してくるので、
藪を刈る事で、クマさんに「ここからはダメよ!」と境界線になります。
そして、
森のあちこちには、リスが食べたクルミがたくさん落ちてました。
森に暮らす、動物さん達、植物さんたち、虫さん達も
「この先もより良いおつき合いができるようお互いうまくやっていきましょう!」
すなぴー
2016.11.21
『新しく・楽しく・科学的に』をモットーに、毎年多くの受講者の技術向上とスキー&スノーボードの楽しさを伝えるAPPiスキー&スノーボードスクール。
今年から一部レッスンでWEB予約が始まります!
○WEB予約できるレッスン
キッズチャレンジ、キッズトライレッスン、ジュニアレッスン、レギュラーレッスン
※その他のレッスンについてはお電話にてご予約ください。
○WEB予約締め切り
WEBからのご予約は、予約開始日から受講び3日前までとなります。
2日前からはお電話、または安比リゾートセンター内受付カウンターでのご予約とさせていただきます。
○APPIスキー&スノーボードスクール内の『こども向けレッスン』・『おとな向けレッスン』にある下図のボタンからお入りください。
○WEB予約申込みフォームでご希望のレッスン(スキー or スノーボード)・ご入校予定日・レッスン時間などを入力いただき、ご利用規約をお読みいただき入力内容をご確認いただいたら「送信する」ボタンをクリック。
○キャンセルの場合
レッスン予約確認メールに記載の予約IDが必要となります。
受講前日 17:00までに「予約のキャンセル」フォームからお手続きください。
【お問い合わせ】
安比スキー&スノーボードスクール TEL 0195-73-5978 (17:00以降は留守電となります。)
2016.11.19
今日の安比高原、あいにくの雨模様・・・
気温も高めでなかなか冬を感じられない今日このごろです。
さて、八幡平の中腹に御在所と呼ばれる地域があります。
そこには御在所湿原という湿原があり、春から秋まで様々な高山植物を
楽しむことができます!
そしてこの湿原には、とっても不思議な沼があります。
その名も・・・
五色沼!
その不思議な沼は季節によって水の色が変化するという沼なのです!
百聞は一見にしかず!
はい!こちらがその五色沼です。
写真は冬降る極寒の2月の写真です。
このこげ茶色の水が・・・
5月にはご覧の通り、透き通った青い色に変化します!
さらに季節は進み・・・
6月になるとこれまたきれいなターコイズブルーに変化!!!
この色の五色沼が個人的には一番お気に入りですね♪
そして暑い盛夏の頃になると・・・
鮮やかなターコイズブルーが少~し濁ったような色になって来ます。
そして、山々が紅葉に彩られる秋になると・・・
あんなに鮮やかだったターコイズブルーの面影はなくなり、
すっかり黄土色になってしまいます。
紅葉の盛りを迎える10月も水の色はご覧の通り・・・。
このように季節によって水の色が変化する五色沼。
その理由は水に溶け込んでいる火山由来の様々な成分とここに住んでいる
バクテリアの活性度、水温、気温、日照など・・・
様々な要因が複雑に影響して色の変化をもたらしているそうです。
観光客でにぎわう八幡平の中にあって、意外と訪れる方の少ない御在所湿原。
ぜひ一度!と言わず、何度も訪れて、不思議な五色沼を堪能してみてくださいね♪
~やまんちゅ~
2016.11.17
こんにちは!自然学校タカです。
先日、お客様とブナ林にいってきました。
今の季節は、ブナの森は落葉広葉樹ですので、葉っぱが落ちて、明るいブナ林を歩いたきました。
夏は葉っぱで、森が被われていて、光が少なく涼しい森です。
今の時期は、葉っぱが、無く、太陽が入り、ボカボカの森を歩くことが出来ます。
上の写真の様に、明るい森を歩くことが出来ます。
夏と、初冬ではブナの森の雰囲気がぜんぜん違います。
明るいブナの森を楽しむことができます。
歩いていると、ブナの双葉も紅葉して葉っぱを落としています。
↑葉っぱがなく、細い幹が分かりますか?ピョン、ピョンと出ています。
よく見ないと分かりません。
↑夏は葉っぱが有るので、こんな感じです。写真上部に一箇所からブナの双葉が
出ています。動物が冬食べようと思って集めて、忘れていた場所です。
たぶんヒメネズミの貯食の後だと思います。
(ブナの種を集めてたので、一箇所から沢山のブナの双葉が出ています)
シーズンと押して森を歩くと、こんな変化に出会うことが出来ます。
中のまきばの池塘は氷になっていました。だんだんと冬に向かっています。
雪が降ると、道路が閉鎖となりますので、ブナの二次林までは行けなくなります。
ブナの駅は今シーズンは冬支度で閉鎖をしており、トイレも使用できませんので、
予めご了承ください。ブナの森も長い冬に入ります。
又来年の春が楽しみです。
2016.11.16
安比周辺は落葉が進み、夏の草木に勢いのある時期には
入り込めなかった所にも、今の時期は歩きやすい森となっております。
ホテル裏の散策路「あるぐう」にある、通称ワサビ沢
この先は散策路になっていないので、笹をかきわけて進むと
この沢の始まりがあります。
ここから湧き出した水が、安比川へと流れ、二戸で馬淵川と合流して
八戸で太平洋へと注がれます。
山に住んでいるとピンと来ませんが、
自然豊かな森から湧き出した水が最終的に海に流れると思うと、
上流部に住んでいる我々は大切に考えなければいけませんね。
ここから、海への間
そこには里山で田畑に利用されたり、水力の発電があったりと、
人の生活を創造すると、
この森の木を切り倒してしまうと、水の貯えれない森となり川の氾濫を引き起こしたり
ここで水を汚してしまうと、下流域の生態系にも影響を及ぼし、
それがそのまま海につながると思うと責任重大です。
水道をひねると水が出るのが当たり前の生活をしてると、忘れがちですが
水が湧き出す環境が周りに幾つもある、安比・八幡平の環境って贅沢なんだなぁと
改めて思いました。
そして、その近くには
食べても美味しいムキタケがありました。
豊かな自然の恵みに囲まれてるって、やっぱり贅沢ですね!
すなぴー
2016.11.15
1981年『安比高原』はスノーリゾートとしてスタートしました。
あれから36年・・・
『APPI』ブランドが一世を風靡したのちにスキーブームは去りました。
安比高原はもう過去の場所と思っている方はいませんか?
実は!
リゾート開発前は地元(旧安代町)若者にとってリゾート、最高のデートスポットでした。
と、熱く話す元放牧監視員の北館M氏より当時を振り返っていただきました。
昔から安比高原は牛馬放牧のために家族総出で歩いて来たそうです。
年頃の若者はここで相手を見つけては広大な芝草原でデート!をしたそうです。
放牧を始める6月初旬はレンゲツツジ!!も咲いて、
それで決めた! と、話はまだまだ続きますが・・・。
このレンゲツツジの咲く広大な芝草原
昔の安比高原を知る人が減る中で当時を物語る写真があります。
「奥のまきば」には馬を放牧してます。奥の灌木はレンゲツツジと 広い草原が分かります。
下は現在の「奥のまきば」です。
現在はダケカンバが増えススキの草原です。右奥の濃い緑は笹籔です。
手前の池塘(沼)は当時馬の水飲み場だったんですね。
ここは夏にリンドウが咲き乱れます。他に珍しいトンボが飛んでいる自然のビオトープです。
「奥のまきば」のレンゲツツジははっきりしませんが、
現在「中のまきば」が再生してきました。今年の6月10日ドローンで撮りました。
当時の風景が少し甦りました。
最高のデートスポットだったことは何とかお分かりいただけましたか!
安比高原はこの様に昔から地元に愛されてきた「まきば」だったわけです。
そんな安比高原にある「中のまきば」「奥のまきば」「焼野のまきば」周囲の「ブナ二次林」は
1000年前から草原として開発され、活用してきたとが年代調査で分かってきました。
平安時代は蝦夷馬と呼ばれ、江戸時代は南部馬と呼ばれた馬たちの放牧により芝は維持されてきました。
今は自然生態系が崩れずにあることも分かってきました。
この様な安比高原の価値を「歴史」「馬文化」「植生」のスペシャルゲストを招いたフォーラムから世界に発信します。
テーマは「1000年の芝草原が伝える岩手の馬文化の昔、今そして未来」
『安比高原芝草原再生フォーラム2016』は
11月23日は盛岡アイーナにて一部は歴史・二部は文化 10:00~16:00
12月4日は八幡平市役所にて三部は植生 13:00~17:00
定員が少ないためお早目にお申込みください。
ではフォーラムでお会いしましょう。
こうちょう