2016.09.17
こんにちは。お花歴4年のさいとうです♪
いよいよ秋の三連休に突入しましたね~
本日の安比高原、秋の風がさわやかに流れる日中は、
フリーマーケットや牧場に遊びにいらしたお客様で賑わっていましたよ♪
夜は花火も上がります!
秋になっても花火が見れるなんて嬉しいですね♪
本日は、秋のお花「ウメバチソウ」についてです。
↑↑↑上のお花はピンク色の「赤花ウメバチ」という種類。
一般的には白花のウメバチソウの方が有名で、この時期は山のいたるところに
お星さまのようにぽつぽつと幾つも花を咲かせています。
(秋の安比高原に来たことがある方なら、きっと一度は見かけたことがあるはず!)
私は個人的に、このウメバチソウの花の構造にとても魅力を感じます***
花の器官がまるで芸術作品のようなつくりをしていますね~。
中心が雌しべになり、その周りを囲む何本にも枝分かれした器官が雄しべの変化形で、
「仮雄蕊」(かりゆうずい)といいます。
この仮雄蕊の先っぽには玉のような形をした部分がありますが、
これを蜜に見立てて花は虫さんを誘き寄せます。
しかし!実はこのウメバチソウ、なんと蜜を持たない花なのです!!(驚愕の事実!!)
見せかけで虫たちを騙して花粉を運ばせ、受粉させるスタイルのウメバチさん。
なかなかの悪女ですね~!私も少し見習わねば。。。
ちなみに、「ウメバチ」の名前の由来は、歴史的に有名な人物、菅原道真や前田利家の家紋である
「梅鉢紋」に花の形が似ていることから名付けられたそうです。
ちょっとだけ歴史の勉強にもなりました~♪
(私、菅原道真?前田利家??のレベルです)
花言葉は「いじらしさ」。
なるほどー。これもまた、悪女感を彷彿とさせます。
なんだか、知れば知るほど魅力的で興味が湧いてくるお花ですね。
みなさんも、高山植物園やゲレンデに咲くウメバチソウを
じーーーーっくり観察してみてくださいね♪
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