2022.07.25
本日7月25日のぶなの森では、
あちこちで黒いやつが樹の幹を右往左往している光景がありました。
黒いやつの正体は
こいつです。
「クロカタビロオサムシ」
この虫がいると食べられた葉っぱがあちこちに落ちています。
ブナアオシャチホコ蛾と言う蛾の幼虫が大量発生すると、
沢山のブナの葉っぱが食べられてしまいます。
しかし、
そんな森のピンチを救ってくれるのが、
このクロカタビロオサムシなんです。
ブナアオシャチホコの幼虫を食べてくれるため、
ブナの森の葉っぱが無くなるのを防いでくれます。
ブナの森ならではの食物連鎖がそこにあります。
がんばれクロカタビロオサムシ!
そして、
今日もコエゾゼミは絶賛羽化中です。
今から出るところです。
いつ行っても色んな出会いがある場所、
それがブナの森です。
すなぴー