2016.09.04
ホテル安比グランド本館の裏にある自然散策路「あるぐぅ」には栃の木坂と呼ばれる
場所があるほど、たくさんの栃の木があります。
以前、お客様からここはマロニエが多いね。
と声をかけられ、そんな洒落た木があったんだ~と調べてみたら
マロニエというのは西洋トチの木のことだそうです。
マロニエの実はマロン、どうりで栃の実は栗に似ているはずですね。
その栃の木は今たくさん実をつけています。
落ちている実もたくさんありました。
見た目とても美味しそうな栃の実は、デンプンやたんぱく質が多く
縄文時代から食用とされていましたが、見た目と違って、渋い!苦い!
その渋抜きにはなんと!1ケ月以上もかかるといいますから、大変です。
食べてみたいと思っていてもあきらめるしかなく、自然学校でも今までは
工作用としてしか使っていませんでした。
ですが、今秋は挑戦!してみます。
水に3日間つけて今日から天日干ししています。
この栃の実はどうなるのか?
私たちにもまだわかりませんが、お楽しみに・・。
みっち~
2016.09.04
9月に入り朝晩はすっかり涼しくなった安比高原です。
さて、今朝は少々早起きしてお客様と前森山の山頂へ行ってきました!
ホテルを出発するときは濃霧に覆われていてお客様も今日のプログラムは中止かもと
思っていたようですが…
標高1304mの前森山山頂に来るとご覧の通り♪
濃霧を突き抜けて雲海が広がっていました!
しかし、西側、八幡平方面をバックに写真を撮ると・・・
雲海が無い!?
でもでも!
南~東、岩手山の方には雲海!
さらに・・・
画像が粗いですが、北方面、遥か青森県の八甲田連峰が雲上に!
そして目の前には遥か八甲田まで雲海が広がっています。
この雲海・・・
衛星画像を見てもらえれば納得?
今朝の雲海は太平洋から湿った空気が東寄りの風で運ばれて、
標高が1500m前後の奥羽山脈にぶつかり霧が発生したもの。
衛星画像でも奥羽山脈に沿って、東側には雲が映っていますが
奥羽山脈の西側は晴れているのがよ~くわかりますよね?
条件が揃えば一面の雲海が広がる前森山。
今朝の雲海は1年でも数回見られるかというと~っても素敵で
ダイナミックな雲海でした!
~やまんちゅ~