2014.09.11
先日、前森山に行く途中でヤマブドウの葉に付いている赤い粒々が目にとまりました。
近寄って見るととっても不思議な形!先がとんがってます。
戻って調べてみると、そのナゾの物体は「ヤマブドウハトックリフシ」という名前の「虫えい」ということが判明しました。
「虫えい」とは寄生した虫が出す刺激に反応し、植物の一部が異常成長してできるものをいいます。
こぶ状になるのも多く「虫こぶ」とも呼ばれています。
このヤマブドウハトックリフシを作らせたのは、「ブドウトックリタマバエ」というタマバエの一種です。
「タマバエ」と言うとハエを連想しますが、どちらかというと蚊に近い虫です。
はじめは「何だろう??」と思って見てましたが、幼虫の棲家だと知って一気に気持ち悪くなってしまいました。
正体を知ってて見るのと、知らないで見るのとは大違いですね。
はたぼー