2014.08.04
今朝は早朝ブナ林ガイドで千葉県から来られたご夫婦をご案内しました。
6:30 朝靄には会えませんでしたが、早朝の静かなブナの二次林に神秘性を感じたようです。
(これは先日の朝靄風景)
そして、朝日が森に差し込み始めた7時ごろからコエゾゼミが鳴き始め
7時20分ぐらいから「なんだか涼しい!」と腕をさすっていました。
ブナの上部の葉を観ると、微動だしていなかった葉が弱い風になびいていました。
ブナの幹にほほをつけてみましょう。 「つめたい!」と何かに気づいた様でした。
夏の早朝ブナ林散策の1時間は、こんな自然を感じていただきました。
日中もブナ林ガイドです。
地元岩手から参加いただきました。
安比高原の放牧の歴史・ブナの森の生い立ちや生態系等々、いろんなことを話しました。
短い時間の中で説明ばかりで失礼いたしましたが、グランドマザーツリーをお見せした時何かを感じていたようです。
ゴツゴツ凸凹したグランドマザーツリーは歴史と風格を感じます。
さらに昨年秋に倒れた幹(枝)から、裏側を覗くと 半分以上腐食した洞を見て驚き
それでも生きている巨木に生気をもらったようです。
自然は話を聞くより感じることの方が大切です!それは満足した表情に現れます。
このように!
ご参加いただきありがとうございました。
秋も良いですよ。
こうちょう