2014.06.27
先日、ブナ駅の管理人さんからブナ林周辺で見つけたカミキリムシを見せていただきました。
いかつい印象のこのカミキリムシは「コブヤハズカミキリ」といいます。
なんだか覚えにくい名前だな~と思いつつ、由来を調べてみると、
背中にコブがあることと、ヤハズは「矢筈」という棒の先が二股に分かれ、高い所に物を引っかけたり降ろしたりする道具に、尾の形が似ていることからこの名がついたそうです。
コブヤハズカミキリは羽が退化して、飛ぶことが出来ません。
退化した理由は飛ぶ必要が無いからです。
その代わりに敵に襲われても大丈夫なように背中が硬くなっています。
棲み家は落ち葉や枯れ木の中で、周りの色と同じ体色なので見つけるのが難しいと言われていますが、
安比ではブナ駅手前の道路脇に出没するという情報を管理人さんに教えていただきました。
もし見つけたらコブと尾に注目してみてください!
はたぼー