2014.06.12
この時期はブナ林ネタの多い自然学校のブログです。
という訳で今日もブナについて・・・
今の時期、安比のブナ二次林を歩くと・・・
ご覧のように林床を緑色に染め上げているものがあります。
この緑色の正体は・・・
今年発芽したブナの新芽=ブナの赤ちゃんです。
可愛らしいですね!
そんなブナ林を森林浴気分で散策していると
写真のようにブナの赤ちゃんが「モフッ!」と生えている場面に出くわすことがあります。
何でこんな状態で芽がでるかわかりますか?
その答えは・・・「貯食」
リスやネズミは秋に実ったタネを主に土の中に貯めて後で食べる習性があります。
ただ何か所にもタネを埋めるのですが、中には隠した場所を忘れちゃうこともしばしば・・・
そういう忘れられたタネの隠し場所から発芽すると写真のように「モフッ!」と
密集して生えてきちゃいます。
なのでこういう芽があるとリスとかネズミが住んでいるのが分かるという訳です。
~やまんちゅ~